結婚指輪
結婚の節目である10周年に、
重ね付けできる指輪をお作りいただきました。
よく50代以降の方から
「結婚指輪は太めにすれば良かった」との
お声を伺います。
年齢とともに指の節やシワが気になり、
華奢なデザインだと
物足りなく感じるからだそうです。
その経験をふまえると、
最初から太めのデザインを
選ぶのもひとつの選択肢。
ただ、私自身は20〜30代の若いときこそ、
今の手を美しく引き立てる細めの指輪も
素敵だと思っています。
未来を見据えて選ぶことも大切ですが、
「今の自分に合うデザインを楽しむこと」も
同じくらい大切ではないでしょうか。
今回10周年記念にお作りしたのは、
当初の細身リングに重ねられる新しい指輪。
お子様が書いた文字を内側に刻印し、
家族の「今」を一緒に指輪に込めて
いただきました。
こうして指輪を重ねるごとに、
思い出も重なっていく。
周年ごとに幅を少しずつ太くしていくのも、
年齢と共に変わるお悩みを自然に解決できる
素敵な形かもしれません。